防災グッズのセット品を買う前のチェックリスト。本当に必要なものが揃いそうですか?

災害時に本当に必要な製品について

防災グッズのセット品チェックリスト

緊急性の確認
防災グッズをそれぞれ買い揃える余裕はなさそうですか?(ホームセンター、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、100円均一ショップ、家電量販店、アウトドア関係のお店などで入手可能です)
品質の確認
セット品の内訳を確認した際、実は100円均一ショップで買えるものが大多数だった、という内容になっていませんか?
バランスの良さ
LEDランタンやバッグといった主力品だけが豪華で、不足品が多発していたり、利用価値が低い製品が多く含まれてませんか?
被りの確認
家のどこかに同じものが幾つもあったりしませんか?かき集めると本当に不足しているものがそれほど無かったという事はないですか?
不足品の確認
セット品を買う事でだいたいの防災グッズが揃いそうですか?新たに買う必要が出て結局高く付いたり、二度手間になりませんか?
使いやすいか
使いやすそうな製品がセット品に含まれていますか?特に折り畳みナイフや工具類は普段から使い慣れていないと活躍する出番は自然と少なくなります(ケガをしたり思うように加工出来なかったり)。

防災グッズのセット品のメリット、デメリット

メリットとしては、防災グッズを1つ1つ買い揃えてそれぞれのバッグに詰め込むような作業が不要なため、多人数・一定品質・短時間で用意するには丁度良い商品と言えます。他の県で災害が起きて心配になり「そういえば備えがなかった!」と、慌てて購入する方にとっても急ぎで用意できる、という意味では助かる一品でしょう。

デメリットとしては、防災グッズ1つ1つの質・量や、セット品としての種類が課題となりそうです。例えばセット品の主力品の一つとして位置づけられそうな手回し発電付きライトでスマホも充電できる、という製品ですが、スピーカーラジオや短時間LEDライトを付ける程度であれば対応が可能なものの、スマートフォンを充電するには発電量が少なく、いざという時には頼りにはしにくいです。

非常用発電専用に作られている訳でもなく「おまけ機能」みたいな作りなので、小さな部材で作られたハンドルは思った以上に回しにくいのです(※本体を手に持たずマジックテープ等で家具と組み合わせて強固に固定すればそこそこ回しやすくはなります)。製品によってはケーブルの規格が異なり対応ができない場合も。

頼りになるかスマホ用発電機の実力、記者が検証
https://style.nikkei.com/article/DGXDZO71305130W4A510C1W02001
10分間回せるかどうか、続けてみた。だが、やがてハンドルをつまむ親指と人さし指が痛くなり、妻に代わってもらった。妻から長男、次男へと、バトンならぬハンドルリレーを続け、10分たったころには皆、親指の腹が真っ赤になった。スマホの充電量は3%増えただけだった。

またセット内の主力品へのコスト割り振りが偏っているとセット品としてのアピールポイントにはなりますが、防災グッズとしては役に立ちにくい製品まで紛れ込んでいたり、全く入ってなかったりします。

例えば電池。試供品として限定されたもの(※低コストだが長時間使えない)や、そもそもセット品の中に入ってない場合もあります。せっかく1~3万円する防災グッズのセット品を買ったのに、いざ被災時にLEDランタンをつけようとしたら電池切れ、とならぬよう、購入前に確認して不足品を追加購入する必要があります。

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